夏場の露地野菜で起こる課題

大根・にんじん・キャベツ・ハクサイ・ブロッコリーなどの露地野菜栽培では、夏場に以下のような問題が発生しやすくなります。

・高温に伴う土壌水分の急激な減少
・乾燥ストレスによる生育停滞
・定植後の活着不良

ハイドロキャッチとは

ハイドロキャッチは、土壌中の水の動きを改善することで、乾燥ストレスを軽減する土壌改良資材です。

・主成分:ポロキサレン(水溶性ポリマー)
・特徴:化粧品・医薬品にも使用されている成分で、安全性が確認されています

なぜ「水やり」だけでは解決しないのか

圃場の土壌は均一ではなく、有機物量や土質の違いや、圧密・撥水性の発生、乾湿の繰り返しによる保水力低下といった要因により、水が浸透せず流れてしまうケースが見られます。

ハイドロキャッチの作用

ハイドロキャッチは界面活性作用により、水と土壌の関係性を改善します。

水の浸透を改善

・水の表面張力を低減
・水滴と土壌の接触面積を拡大
・短時間での吸水量を向上

土壌内での水の広がりを改善

・吸収された水分が横方向へ拡散
・根域全体へ水分が行き渡りやすくなる

撥水性土壌の改善

・土壌を親水化
・水と土壌粒子の結合を促進

期待される効果

夏場の乾燥対策

・水分の浸透・保持が改善されることで乾燥ストレスを軽減
・水が効率よく使われるため、潅水効果が長持ち

定植後の活着促進

・根域の水分環境が安定
・初期生育の停滞を防ぎ、スムーズな活着につながる

試験事例

・乾燥条件下でも生育が維持される結果が確認されています。
・保水性の改善は長期間持続する傾向が示されています。
・乾燥ストレスによる萎れの軽減が確認されています。

使用方法

施用量:200mL/10a
使用間隔:4週間おき
施用方法:根圏土壌への施用

※土壌が乾ききる前(湿った状態)での施用がより効果的です。

使用上の注意(重要)

・タマネギ・ネギ類への使用は現在中止されています
・農薬等との混用や葉面散布など、想定外の使用では植害のリスクがあります
・土壌施用(根圏)を基本としてください

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