倒伏対策は“事前対応”が重要です~

水稲の栽培において、倒伏は収量や品質に影響を与える重要な課題の一つです。
倒伏が発生すると、減収・玄米品質の低下・病害虫の発生リスク増加・収穫作業の負担増(乾燥・刈り取り効率の低下、刈り残し)といったさまざまな影響が生じます。

倒伏は、窒素肥効が強く出た場合に下位節間が軟弱に伸長し、稲穂の重みや風雨に耐えられなくなることで発生します。
そのため、倒伏対策には節間の過度な伸長を抑制することがポイントとなります。

ロミカ粒剤とは

ロミカ粒剤は、水稲の節間伸長を抑制することで倒伏を軽減する資材です。

有効成分であるウニコナゾールPは、植物のジベレリン生合成を阻害し、細胞の縦方向への伸長を抑制します。
これにより節間の伸びが抑えられ、稈長が短くなることで倒伏に対する抵抗性が向上します。

※本剤は倒伏を完全に防ぐものではなく、栽培管理(施肥・水管理など)と組み合わせて使用することで効果を補完します。

ロミカ粒剤の特長

節間伸長を抑えて倒伏リスクを低減
 上位節間の伸長を抑制し、稈長を短縮することで倒伏リスクの軽減に寄与します。

・品質向上・収量安定・作業効率向上に寄与
 倒伏軽減により、品質維持や収量の安定、さらに収穫作業の効率化につながります。

適期判断後に使用可能
 出穂25~10日前に処理する設計となっており、倒伏リスクを見ながら使用できます。

・スポット処理が可能
 倒れやすい圃場の一部(低地・肥沃部分など)だけに散布でき、効率的な使用が可能です。

こんな場面におすすめ

・コシヒカリなど倒伏しやすい品種の栽培
・毎年倒伏が発生する圃場
・圃場内で倒伏しやすい部分が偏っている場合(スポット処理)

使用方法(概要)

使用時期:出穂25~10日前
・使用量:2~3kg/10a
使用方法:湛水散布

使用上の注意

・散布後は3~5cmの湛水状態を維持し、7日間は落水・かけ流しを行わないこと
・黒ボク土では有効成分が吸着されやすく、効果が十分に発揮されない可能性があります
・使用量・使用方法を守り、適切にご使用ください

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