農薬の混用

農薬を混用する場合は、水に溶けやすい薬剤から順に入れます。
薬剤が十分に溶けていないところに次の薬剤を入れると、凝固や沈殿の原因になるためです。
基本的な混用順としては、①展着剤→②液剤・水溶剤→③乳剤・フロアブル→④水和剤となります。
しかし、展着剤の種類によっては最後に混用するものもあります。
必ず表示を確認しましょう。

展着剤の役割

展着剤は農薬散布時のサポート役です。
その役割は展着剤の種類によって様々ですが、下記のような性質があります。

・付着数の増加で効果を安定させる
・薬剤の浸透、移行を促進させる
・薬剤調製時の泡の吹きこぼれを防ぐ
・混用物理性が改善される
・薬液の固着性を高め、耐雨性を向上させる

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こちらの動画では、農薬の混用・展着剤の役割とおすすめの展着剤について説明しています。
ぜひご視聴ください。