収穫後の防除で効果を高める展着剤「ドライバー」

おうとう栽培において問題となる害虫の一つが、ウメシロカイガラムシです。
発生すると枝や幹に寄生し、樹勢低下や品質低下の要因となります。 一方で、おうとうは薬害リスクにも注意が必要な作物です。
果実に薬害を生じる恐れがあるため、防除は収穫後に行うことが重要とされています。

ドライバーとは

ドライバーは、濡れ性を高める機能性展着剤です。
散布液の広がりを改善し、付着ムラを低減することで、殺虫剤の本来の効果を引き出す補助資材として活用できます。

おすすめの使用場面

・おうとうの収穫後防除時
・カイガラムシ防除で薬剤の効きを高めたい場合
・枝幹部への付着ムラが気になる場合

使い方

ドライバーは、殺虫剤との混用で使用します。

適用農薬名作物名(抜粋)使用量(希釈倍数)使用方法
殺虫剤 殺菌剤穀類、野菜類、果樹類、茶、花き類、観葉植物2~10㎖/散布液10ℓ
(1000~5000倍)
散布液に添加

👉 ドライバーは1000倍希釈での使用をおすすめします。

試験データ(山形県内)

収穫後の防除試験において、ドライバー(1000倍希釈)の添加により効果向上が確認されています。

・ B剤単剤:死虫率 33.3%
・ B剤+ドライバー:死虫率 70.0%

また、加用区では脱出痕が見られず、防除効果の向上が確認されています。

詳しくはチラシをご覧ください

使用上の注意

・おうとうは果実に薬害が出る恐れがあるため、収穫後に使用してください。
・高温時や幼苗期など、薬害が出やすい条件では使用を避けてください。
・使用前にラベルを確認し、適用範囲を守ってください。

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