反射シートの効果

ハウス内に光を行きわたらせる

ハウス内では、均一に光が当たらない場合があります。
反射シートを使用すれば、乱反射でムラなく光を行きわたらせることができます。
また、地熱を抑えて必要以上にハウスの温度を上げない働きをします。

果実をきれいに色づかせる

果樹の根元に敷くことで、果実に光をまんべんなく当てることができます。
日当たりの悪い場所や、北向きの枝でも着色しやすくなります。
しっかりと光に当たることで、食味の向上も期待できます。

デュポン タイベックの特徴

落葉果樹専用の白い着色シート「デュポン タイベック400WP 透水タイプ」

■1.0m×100m
■1.5m×100m
■2.0m×100m(受注生産)

0.5~10ミクロンのポリエチレンの極細長繊維に高熱を加えて結合させたシート(不織布)は耐水性に富み、透湿性と通気性も兼ね備え、耐久性にも優れています。

おすすめポイント

光反射率が高い

他の素材に比べて幅広い波長域で、高い反射率を示します。

熱反射が少ない

光反射は高いですが、熱反射は少なく、アルミ蒸着フィルムと比較してうるみ果・過熟果が出にくい仕様です。
果実の日焼け減少、また暑さ軽減で作業性の向上も期待できます。

福島県・モモ圃場での実験(左:アルミ / 右:タイベック)

軽い

アルミクロスと比較して約半分の重量なので軽く、作業が楽になります。

注意事項

補修について

万が一破れた場合には、デュポン タイベック製 補修用テープをお使いください。

保管について

日陰か、できるだけ暗い場所に保管してください。
(長時間、紫外線及び高熱にさらされると劣化する恐れがあります。)

廃棄について

通常のポリエチレンフィルムと同等に扱われます。素材のデュポン タイベックはポリエチレン100%でできていますので、完全燃焼した場合、炭酸ガスと水に分解されます。

まとめ

反射シートを用いると受光量が増え、密植も可能になります。
収穫量を上げ、収益の向上につながった事例も!
着色や食味の向上で、より品質の良い作物づくりが期待できます。
りんご・もも・おうとうなどの落葉果樹には「デュポン タイベック」がおすすめです。
詳しくは営業担当者までお問い合わせください。

フォームからのお問い合わせはこちら