ドローン活用事例紹介!かんきつ防除
2024年6月、愛知県内でかんきつの防除を実施しました。
近年、水稲だけでなく果樹分野でもドローンによる防除作業の効率化、省力化について期待が高まっています。
使用機体
DJI AGRAS T25、DJI Mavic 3M(空撮)
使用薬剤
モベントフロアブル(50倍、10ℓ/10a)、ジマンダイセン水和剤(20倍、16ℓ/10a)
散布方法
自動航行(事前に圃場を撮影、3Dマップを構築し飛行ルートを設定)、一部手動操作による散布
各薬剤1回ずつ、計2回散布
結果
約4ha×2回を1日半で散布することができ、散布時間の短縮に大きく貢献できました。樹冠下部、葉裏にも薬剤が付着しているのが確認でき、防除効果にも期待したいところです。
農薬被ばくリスクという点では、風向きによってはオペレーターはもちろん、近隣の家や車、ビニールハウス等への飛散が懸念されますので、事前の周知徹底と、風の弱いタイミングや風向きを見極める必要があります。
7、8月も散布を行い、その後の結果についても追って配信いたします。


